1限目
学科 生成AI基礎②
生成AIイラストの描き方
2限目
学科 生成AI基礎②
生成AI活用上の注意点
3限目
学科 生成AI基礎②
作品制作に向けて
4限目
学科 生成AI基礎②
課題制作
5限目
学科 生成AI基礎②
課題制作
本日のポイント
Illustrator生成AI①イラスト描画と注意点についてです
生成AIでイラストの描き方と生成AIの注意点
アートボード上に図形を作成:
まず、イラストのベースとなる図形(長方形、円など)をアートボード上に作成します。
これは必須ではありませんが、生成範囲を定めるのに役立ちます。
「生成」を選択:
作成した図形を選択した状態で、プロパティパネルまたはコンテキストタスクバーにある「生成」ボタンをクリックします。
プロンプトを入力:
表示された入力欄に、生成したいイラストの説明をテキストで入力します。
例えば、「赤いリンゴ」「空を飛ぶ猫」「抽象的な模様」など、具体的に記述します。
生成を実行:
入力後、「生成」ボタンをクリックすると、AIが画像を生成します。通常、数秒で3つのバリエーションが生成されます。生成されたイラストを選択:
生成された3つのバリエーションから、気に入ったイラストを選択します。
必要に応じて編集:
生成されたイラストはベクターデータなので、パスの編集や色の変更など、Illustratorの通常のツールで自由に編集できます。
プロンプトのコツ
具体的に記述:
「何を」「どのように」描きたいかを明確に記述することで、AIはより意図に近い画像を生成できます。
例えば、「猫」ではなく「オレンジ色の縞模様の猫が座っている」と記述する方が、より具体的な結果が得られます。
スタイルを指定:
「水彩画風」「アニメ風」「写実的」など、描画スタイルを指定することで、表現の幅が広がります。
キーワードを活用:
重要なキーワードを含めることで、AIは関連性の高い情報を抽出し、適切な画像を生成できます。
ネガティブプロンプト:
生成したくない要素を指定することも可能です。
例えば、「背景なし」と記述することで、背景のないイラストを生成できます。
種類を選択:
生成するベクターの種類として、「被写体」「シーン」「アイコン」「パターン」から選択できます。
目的に合わせて使い分けましょう。
その他の機能
スタイル参照:
既存の画像を参照して、そのスタイルでイラストを生成することもできます。
生成塗りつぶし(シェイプ)(Beta):
ベクター画像をIllustratorで開き、画像を選択⇒
[生成塗りつぶし(シェイプ)(Beta)]をクリック⇒
プロンプトを入力⇒
[生成(Beta)]をクリックすることで、取り入れた画像をもとにイラストを作成できます。
さらに、作成したイラストを選択⇒
[スタイル参照]をクリック⇒
[アセットを選択]⇒
Illustrator内でもとにしたい画像を選択⇒
[生成]をクリックすることで、特定のスタイルを反映させることも可能です。

生成AIは完璧ではなく、意図しない画像が生成されることもあります。
その場合は、プロンプトを修正したり、生成されたイラストを編集したりすることで、目的のイラストに近づけていく必要があります。
生成された画像はベクターデータとして出力されます。これにより、拡大縮小しても画質が劣化しないというメリットがあります。
商用利用に関しては、Adobeの利用規約を確認するようにしましょう。
これらのポイントを踏まえることで、Adobe Illustratorの生成AI機能を効果的に活用し、簡単にイラストを作成することができます。
生成Al活用における個人情報の取り扱い
01.利用目的の確認
生成Alサービスに個人情報を含むプロンプトを入力する際は、その情報が特定された利用目的を達成するために必要な範囲内であるこ
とを確認すること。
02.本人の同意
個人情報を利用目的を超えて使用する場合は、事前に本人の同意を得る必要がある。
03.適切なセキュリティ対策
個人情報の保管や廃棄には、適切なセキュリティ対策を講じる必要がある。
04.機械学習への利用確認
生成Alサービスに個人情報を含む 文章を入力する場合、事業者が当該情報を機械学習に利用するかとうかを事前に確認しておく。


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